一挙両得
著者の美術解説書はどれも読みやすく面白い。この本も同じ。
加えてキリスト教のこともよくわかる一挙両得の本。特に後半のキリストのエルサレム入り以降は絵画と同じくらいキリスト教の話が重要になってくる。
「悔い改める」ことがキーポイントというのは目からウロコが落ちる(ちなみにこの慣用句も聖書から来ているらしい。)。
ヨーロッパの美術館に行く前に読みたかった
海外の美術館で見る歴史ある絵画はほとんどが宗教画。同じテーマの下に描かれた作品も多いですよね。 旅先で、キリスト教の知識がほとんどないまま鑑賞したのですが、意味が解ったような解らないような、中途半端な気持ちでした。そして帰国後に探し出したのが、この本です。 「受胎告知」から「最後の晩餐」まで宗教画に見られるさまざまな約束事について名画を出しながら解説してあります。約束事の由来を知ると、パズルの解き方を習った後のように絵画の見方が変わってきます。本書からは同時に聖書についても学ぶことができ、とても勉強になりました。 一石二鳥の本だと思います。
創作する人の絵の見方
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キリスト教絵画鑑賞の入門書
受胎告知から最後の審判にいたるイエス・キリストの生涯に沿って、名画とよばれる作品を紹介・解説した本です。 絵が書かれた時代背景の解説、絵の主題であるキリスト教の解説、この二つのポイントがバランスよく盛り込まれていて、入門書としては最適でしょう。「名画の見方がガラリと変わる」・「仰天の新解釈」とは感じませんでしたけど。 口絵にカラー図版、本文に白黒図版が贅沢に掲載されています。参考文献および作品所蔵先は巻末にまとめれて、便利に仕上がっています。印刷も悪くない。 トマス・モアに関する記述で’『失楽園』で知られる’とあるのがちょっと妙ですけど、勘違いですかね。
講談社
旧約聖書を知っていますか (新潮文庫) すぐわかる キリスト教絵画の見かた 名画の言い分―数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」 絵画を読む―イコノロジー入門 (NHKブックス)
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