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名をこそ惜しめ 硫黄島 魂の記録
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 114520 位
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ほんとに惜しい
まず、大東亜戦争に命を捧げられた方々に感謝の意を示すとともに、安らかに眠られんことを祈ります。硫黄島における激戦は戦争という歴史の中でも特筆すべき戦いの一つに数えられ、それ故様々な書籍が世に出ています。この本もよく取材しており、その意味では悪くありません。ただ、惜しむらくは、とにかく内容がばらばらで読みずらいことこの上ない。作者は何か意図してこのような書き方をしたのかもしれないが、期待して読んだ一読者としては、このような構成で書かれていることについて、命を捧げて地獄の戦場で戦った人々に申し訳ない思いである。自分が勝手にここのレビューを見て期待を大きく持ちすぎたのがいけないのかもしれないが、まったく期待はずれで、途中で読むのをやめてしまった。将兵の奮闘が描かれた硫黄島関係の書籍で涙がでてくるものは他にいくらでもある。
名をこそ・・・
わずか60数年前にあった現実。
数々の激烈な戦場があった。
殺すことこそが生きた証。
そして、屍となった。
何を想って・・・。
津本氏の渾身の作品。
作中の場所・時間列が少々入り乱れるため再読をお奨めする。
知り尽くすことも、感じきるも出来ない…
硫黄島の闘いに身を挺した人たちは、
今のボクには理解も及ばない、
想像もし尽くせない極限状況にいた
極限を越えた巨大で逃げ場のない現実に
生身で立ち向かわざるを得なかった男たちは
あの地獄の中でも確かに生き、
やがて銃弾と火炎に倒れていった…
1200キロ離れた故国に待つ
家族のことを想いながら生き、亡くなっていった
硫黄島に眠る人たちに、今初めて想いを向け、
一読者として敬意を捧げます。
この本を推す。
硫黄島の戦いは、文字通り地獄絵だった。
著者は、この戦いにおいて、誰よりも兵隊ひとりひとりが敢闘したことをよく理解して書いている。
そのことに共感を得て、私も読み進めることができた。
小説という形式を借りて、硫黄島の悲惨な戦いをきちんと記録した本だと思う。
忘れてはならぬ歴史の真実
数ある太平洋戦争の局地戦の中で、ややマイナーな感もある硫黄島での激戦に焦点を当て、その当事者達の言葉や史実を基に記した歴史的大作。
筆舌に尽くし難い日本軍と米軍の激戦だけでなく、その激戦に至るまでの硫黄島の兵隊の苦悩を、実に生々しく描写している。
飲み水さえ満足に確保できない過酷な環境下での、日本兵達の想像を絶する米軍上陸前の下準備(地下防空壕の建設)。歴史上類を見ないほどの米軍上陸後の激戦と日本兵の必死の抵抗。一人一人の家族を持ち、故郷を持つ兵隊たちの苦悩。などが、実にリアルに生々しく描かれ、読む人の心を大きく打つ。
私は戦争を一切知らない世代であるが、この本を読んでいて、二度ほど涙が零れ落ちるのを我慢することが出来なかった。
一切の援軍を期待できず、ただ可能な限りの抵抗を繰り広げようとする兵隊一人一人の生き様は、まさに『名をこそ惜しめ』の精神を体現している。
このタイトルにこそ、激戦を戦い散っていった無数の兵士の思いが凝縮されているのだろう。
戦後60年。忘れ去られてはならない歴史の事実がこの書にある。感涙必至の名作と断言したい。
文藝春秋
硫黄島戦記―玉砕の島から生還した一兵士の回想 散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道 闘魂 硫黄島―小笠原兵団参謀の回想 (光人社NF文庫) 十七歳の硫黄島 (文春新書) 硫黄島―太平洋戦争死闘記 (光人社NF文庫)
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